MT4、MT5 で稼働する EA を購入したい場合、日本のマーケットプレイスといえば GogoJungle
今回はそんな GogoJungle で商品の購入の仕方や筆者が購入するときに気を付けているポイントを紹介
GogoJungle とは
株式会社ゴゴジャンが運用している投資戦略・トレード手法・相場分析・ツール・自動売買などのコンテンツを発信、販売しているところです。MT4、MT5 向け自動売買システムやインジケーターの販売サイトとしてはおそらく国内最大手です。
GogoJungle 販売 EA の特徴
公式運用が公開されている
販売されている EA すべてで、GogoJungle がデフォルト設定にてデモ口座上でフォワードテストを実施してくれています。バックテストだけでなく、販売開始以降 EA がどこでポジションをオープン、クローズしたのか確認できるのはうれしいですよね。ただし、「デモ口座」でのフォワードテストである点はご注意ください。
販売される EA は事前審査を通過している
EA は販売される前にソースコードのロジックチェック、一定期間のフォワードテストを行い、提出されたバックテスト結果の確認の上、出品しています。少なくとも全く動かないという EA は販売されていないです。
FAQ が充実している
EA の設置方法がわからないなど初めて購入すると不安はいっぱいです。GogoJungle なら FAQ も充実しており、画像付きの紹介もされています。万が一エラーになって解決できない場合は、お問い合わせフォームの用意もありますし、EA の出品者へメッセージを送って質問する機能もあります。
リアル運用が公開されている場合がある
出品者によりますが、GogoJungle ではリアル運用の結果も公開されています。出品者が実際にお金をリアル口座にあずけ、そこでの運用結果が REAL TRADE に連携される仕組みです。
リアル運用サンプル
金融庁に助言代理業登録している
あまり触れることはないかもしれませんが、投資に対して助言を行う場合は金融庁への登録が必要です。EA は過去に考えられたロジックをコード化したものであるため、売買する分には投資助言には当たりません。しかし、販売した後に無償であってもバージョンアップや質問に回答するなどのお客様対応を行う場合は、投資助言に当たるという見解もでています。
購入者目線で考えると、EA を購入して不具合が見つかった場合でも販売者は不具合を修正し無償でバージョンアップを行うと金融商品取引法違反により懲役 5 年以下、500 万円以下の罰則を受ける可能性があるので対応してくれない可能性があります。その点、GogoJungle では金融庁へ登録しているので販売者も購入者も安心してやり取りができます。
詳しくは GogoJungle の FAQ を確認してみてください。
https://www.gogojungle.co.jp/faq/320
GogoJungle 販売 EA の注意点
自分でバックテストができない
MT4、MT5 で自分でバックテストを稼働させるには、どうしても購入してからしかできません。購入してから思っていた証券会社では稼働できなかったなんてこともあり得るので注意が必要です。とは言っても、事前にバックテストができるのは MQL5 マーケットプレイスくらいなので、大きなマイナス要素ではありません。
MT5 の EA ライナップが少ない
証券会社にもよりますが、世界の主流は MT5 になりつつあります。しかしながら、日本国内の FX でメタトレーダーを提供している証券会社ではまだまだ MT4 が主流です。本投稿執筆の 2024/07/18 時点では国内で MT5 が利用できる証券会社は片手で数えられるほどです。大手証券会社はまだ MT5 未対応です。その影響か、国内で提供されている GogoJungle ではほぼ MT4 の EA しかありません。GogoJungle 上で MT4 対応を検索すると 3763 件ヒットしますが、MT5 は 138 件しかヒットしません。
余談ですが投稿者が作成した MT5 用 EA K Swapper Ultimate が GogoJungle で販売中です!
リアル運用ランキング 1 位獲得中です!
商品ページはこちら https://www.gogojungle.co.jp/re/dEmh2P1dO7ri34j
EA 選ぶときに確認している点 (独断と偏見あり)
正直どういう EA が欲しいかは好みの問題になります。ナンピン、マーチンゲールを活用して右肩上がりの利益を目指したいのか、トレンドに沿ったロジックが好みか、はたまたグリッドがよいのか様々だと思います。今回はそんな中でもどの EA を買う場合でも筆者が必ず確認している点を紹介します。
出品者を確認する
EA の内容もそうですが、出品者が信用できるかどうかはとても大事なポイントです。出品者の情報を開くとこのような画面が表示され、いくつかの情報を確認することができます。こちらは投稿者の出品者情報です。
アイコンの右下の出品者ランク
出品者の EA 販売実績がわかります。詳しくは基準を見ていただきたいのですが、ランクがあるということは実績がある出品者であることがわかります。重要度としては低ですが実績はあるとやはり信用しやすいと思います。
最終ログイン時間
出品者情報の中で一番重要視している項目です。EA を購入した時に一番おこってほしくないことが、購入したけど動かない、設定パラメーターの詳細が不明でテストしてもわからないなどの理由で一度も稼働しないままになってしまう EA です。それを避けるために一番必要なのが投稿者へ質問して返事が見込めることです。どれだけ実績があっても直近 1 年はログインしていないとかであれば、疑問を解決できる可能性は低いですよね。筆者は初めて購入する出品者の場合は最終ログインが 1 週間以内でも購入を躊躇してしまいます。1 カ月以上ログインがない出品者の EA は実績があっても購入しません。
出品中の商品
重要度としては中です。個人が出品できるようなマーケットプレースで販売者によくあり、購入者にはとても迷惑な行為が出品し始めたは良いが飽きたのか何かしらの理由ですぐにやめてしまうことです。その指標として、いつごろから商品を販売しているのか確認するため、出品中のほかの商品を確認し、販売者がどのくらいの期間 GogoJungle で活動しているのか確認します。
Real Trade 情報
購入側の気持ちとして、EA を販売している理由がお金儲けだけだと嫌ですよね。やはり出品者も自分で主力として使う気で開発し、実際にリアル資産を運用しているほうが持続性を信頼できます。リアルトレードを公開していると EA の信頼度がぐっと上がります。特にリアルトレードの情報を開いた際、運用金額が大きいほど、出品者もその EA を信頼していることがわかりますよね。
余談ですが筆者作成の EA K Swapper Ultimate もリアル運用を公開しています。なけなしのお小遣い 10 万円を突っ込んで運用しています。ちゃんと増えてもらわないと困ります。。。
公式運用 (デモ口座フォワードテストの結果)
やはりバックテストではなくフォワードテストは重視します。利益、損失含めて長期的に運用できそうかに利用します。販売開始後間もないときはあまり気にしませんが、数カ月、一年とフォワードテストが稼働している場合は、長期的に利益が出ているか確認します。
公式運用を見るときの注意点
・フォワードテストはデモ口座で稼働しています。デモ口座でのみ好成績を出す EA を作成することができるので注意が必要です。
・収益額はあまり気にしてはいけない。フォワードテストはデフォルト設定で運用されています。複利機能がある EA もあれば、固定ロット数でも 0.01 で稼働していたり 1 ロットで稼働していたりと様々です。前提条件がそれぞれ違うので収益金額が多いからよいのではなく、安定して利益が出せるかどうかを見ることをお勧めします。
商品のコミュニティ
商品データの隣から商品のコミュニティを参照できることができます。出品者の最終ログイン時間と同様、出品者に連絡がとれる状態かどうか確認するのに役立ちます。投稿者へ個別メッセージを送ることもできますが、せっかくなら質問してみてはいかがでしょうか。逆に質問が掲載されているにもかかわらず、長期間返信がないような商品は避けたほうが良いです。
総括
GogoJungle の紹介、いかがでしたでしょうか。好みの EA が見つかるとよいですね。
GogoJungle で販売している EA で実際に投稿者が購入した商品のレビューも順次公開しています。
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